ハブ日和

 11月のとある日、小学生2人を含むご家族と、夜の森をへ繰り出しました。
 「ハブとアマミノクロウサギとオットンガエルが見てみたい!」という子どもたち。
 林道に入って10分もしないうちに路上を横切っていたのは、小さめのハブでした。

ハブ
ハブ

 全長は50~60cm程度で、雨に濡れた路面をすいすいと移動していました。
 途中、こちらを警戒してじっとするタイミングがあったので、写真撮影。
 子どもたちも喜んでいる様子で、私の隣で食い入るように観察していました。

 さらに森の奥深い林道へ進んでいると、次は大型の個体を発見。
 全長は150cmほどと思われます。

大きなハブ
大きなハブ

 このサイズになってくると、ハブの特徴でもある三角形の頭の存在感が際立ちますね。
 ハブに関心がある子どもたちも、先ほどよりは距離を置いていました。
 その後、目標にしていた3種はいずれも観察することができました。
 少しは子どもたちに夢を与えられたような気がします!
 
 ハブをはじめとする奄美大島の生き物が、冬眠することはありません。
 たとえ冬であっても、気温が高くなる日には十分に注意しましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

両生類

前の記事

新種 アマミイボイモリ
鳥類

次の記事

渡り鳥の渡来状況