林道にたくさんのアマミノクロウサギ
4日(木)の夜、南部のいくつかの林道を走行してきました。この日は非常にアマミノクロウサギの出がよく、50頭ほどの個体を観察できました。アマミノクロウサギは開けた場所でフンをしたり、林縁の柔らかい葉などを食べたりするために、林道上へ出てきます。
こちらは以前、徳之島の林道上でフンと尿をしていたところをお邪魔して、撮影したものです。徳之島でも多くの個体を観察できました。
フンや尿は昼間でも痕跡が残っているため、そこにアマミノクロウサギがいたという重要な情報です。最近はこれまでに見つかっていなかった場所での記録が増えています。
アマミノクロウサギは、私たちの生活道路である身近な国道や県道も、行動範囲の一部としています。周囲に森林のある道路では、十分運転には注意する必要があります。