雨の森にオオトラツグミ
奄美大島が例年よりも遅めの梅雨入りとなりました。
梅雨入りが遅いということは、、、梅雨明けはどうなるのでしょうか。
さて、まだ梅雨入りする前の夜の森。
この日は森に入るタイミングで雨が降り始めました。
相変わらずアマミトゲネズミやアマミノクロウサギなどがたくさん観察できました。
数年前と比べても、本当に観察しやすくなりました。
ちょうど濃い霧がかかっていた場所ではオオトラツグミを発見。
「霧とオオトラツグミ」は撮影した記憶がなかったので、何枚かだけ撮影させてもらいました。
この林道では、最近見かける機会が増えています。
オオトラツグミは奄美大島だけに生息する希少な固有種です。
国指定天然記念物(文化庁)及び国内希少野生動植物種(環境省)に選定されています。
4月には夜の森で鳴き声を聞くこともできました。
まだアマミノクロウサギやアマミトゲネズミのようには増えていませんが、それでも観察頻度は高くなってきています。
少し前には職場近くの草地でも見かけました。
野生の個体を観察するのはなかなか難しいかもしれません。
鹿児島本土の平川動物公園では、飼育個体を観察することができます。