オオトラツグミ(若鳥)
森の中を歩いていると、目の前に現れたオオトラツグミ。
今年生まれた若い個体です。
警戒心している様子もなく、落ち葉をどかしながら、エサを探していました。
ルリカケスの鳴き声が聞こえてくると、頭を上げて周囲を見渡していました。
この個体を観察しながら、近くではアカヒゲも鳴き、少し離れた場所では、オーストンオオアカゲラがドラミングをしていました。
日々の疲れが一気に吹き飛ぶほどの元気が湧いてきました。
オオトラツグミは奄美大島固有種で、絶滅が危ぶまれていたほど、個体数が少ない時期もありました。
最近は分布域が拡大していて、観察頻度も増えてきています。
元気に育ち、繁殖するまでに成長してほしいものです!