リュウキュウコノハズク

 愛鳥週間第3弾は、日本で最小級のフクロウであるリュウキュウコノハズク。
 奄美大島に住んでいるご家庭の大半は、自宅からでも鳴き声を聞くことができると思います。
 このブログを書いている今も、自宅のすぐ近くで元気に鳴いています。
 
 鳴き声はよく聞くものの、日常生活の中で見かけることは少ないと思います。
 ただし、夜の林道を走ると、それなりの頻度で観察することができます。

リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズク(2020年撮影)

 リュウキュウコノハズクは小型の昆虫などを捕食します。
 ゴキブリやバッタ、コオロギなどを食べていることが多いように感じます。
 アマミサソリモドキをくわえた個体を見かけたことも。

昆虫をくわえるリュウキュウコノハズク(2020年撮影)
昆虫をくわえるリュウキュウコノハズク(2020年撮影)

 7月頃には、巣立ったばかりのかわいい若鳥を観察することができます。
 江戸時代末期頃に描かれた奄美市指定文化財『南島雑話』においても紹介されていることから、昔から身近な存在だったのでしょう。
 

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