リュウキュウオオコノハズク【番外編:沖縄】
沖縄島で過ごした大学生時代、年間100回ほど、やんばるの森へ行っていました。
入学当初は奄美大島の生き物しか知らない状況だったので、やんばるの生き物全てが刺激的でした。その中でも、リュウキュウオオコノハズクとの出会いはとても嬉しかった記憶があります。
奄美大島でフクロウといえばリュウキュウコノハズク。初めて橙色の眼のフクロウを見たときの頭の中は???でした。
両種を大きさで比較してみると、オオコノハズクが24センチ、コノハズクは22センチ。オオコノハズクというわりには、それほど大きいわけでもありません。
足指に生える羽毛が特徴で、お腹の色はリュウキュウコノハズクよりも褐色です。
こちらはリュウキュウコノハズク。奄美大島ではお馴染のフクロウですが、沖縄島にも広く分布しています。
これは個人的な感覚ですが、沖縄島では温かい時期にリュウキュウコノハズク、寒い時期にリュウキュウオオコノハズクを見る機会が圧倒的に多いように感じました。
渡りの時期には、オオコノハズクが奄美大島へ立ち寄ることもありますので、この春の1つのお楽しみになりそうです。