鳴き始めたケナガネズミ
秋頃に繁殖期を迎えるケナガネズミ。
基本的には単独行動をしていますが、繁殖期は鳴き声を発して、複数個体が集うこともあります。
以前、オスとメスが向き合って、鳴き声を発しあっている個体を見かけました。
その時はオスが何度もアプローチするものの、メスは全く関心のないご様子。
やがて遠くから別個体の鳴き声が聞こえてくると、瞬く間にその方向へとメスが移動していきました。
今年は8月初旬に初めてケナガネズミの鳴き声を聞くことができました。
ちょうど見にくいところで鳴きかわしをしていて、写真を撮影することはできず。。
そのため、写真は過去のものです。
違う林道では、路上をのんびりと移動する個体も発見。
非常にのんびりした個体で、怪我でもしているのか?と思うほどでした。
この写真を見ると、いかにしっぽが長いのかがわかりますね。
ちなみにケナガネズミの全長は60cmで、そのうちしっぽが半分ほどを占めています。
しっぽの先端付近が白いのも特徴です。
2日前には息子たちとの夜のドライブで、自宅からほんの3分ほどの路上で発見しました。
車がスピードを出しやすい場所だったので、ケナガネズミが森林内へ戻るまで観察しました。
以前はめったに見られなかったケナガネズミも、近年は生活圏内での目撃情報も多発しています。