アマミノクロウサギ(クロタビ?)
奄美大島に生息・生育する動植物で、最も知名度の高いアマミノクロウサギ。
学校の出前授業で見たことがあるかを聞いてみても、半分以上の児童生徒が見たことある!と挙手してくれます。
私が子どもの頃は「図鑑上の生き物」と認識していましたが、今ではそうでもありません。
実際、夜の林道を走行していると、アマミノクロウサギは百発百中といってもよいくらい、高確率で観察することができます。
個体数の増加により、生息範囲も広がってきています。
自宅から15分も車で走れば、見られることもあるので、もはや身近な生き物と言っても過言ではありません。
先日、奄美大島で発見したアマミノクロウサギ。
以前に肢先の一部が白いシロタビを紹介しましたが、この個体は肢先だけが真っ黒でした。
勝手に「クロタビ」と名付けました。笑
数日後には、徳之島でもアマミノクロウサギを観察する機会に恵まれました。
徳之島では、集落内をうろうろしている個体もよく見られます。
場所によっては異常な生息密度なのでは?と思うくらい、何個体も観察できることもあります。
近年、アマミノクロウサギのロードキルが急増しています。
島内で夜間に運転をするときは、十分に注意しましょう。