冬でも用心 ハブ

 2024年が始まり、あっという間に9日目となりました。
 新年1回目の投稿は、奄美大島を代表する爬虫類のハブ。
 辰年ということで、爬虫類スタートにします。

 冬になればヘビの仲間だから冬眠すると思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
 むしろ、冬の暖かくて湿度が高い日は、注意が必要だと私は思っています。
 実際に今回紹介する写真も12月中旬に観察・撮影したものです。
 2晩で3匹のハブを発見しました。

ハブ
ハブ

 真冬の12月であっても、ばっちり臨戦態勢をとっていました。
 近くには好物のクマネズミも見られたので、その後もしかしたら・・?

 集落近くに出現。

ハブ
ハブ

 ハブの毒については、毒性はマムシよりも弱いですが、注入する毒の量は多いのが特徴です。
 島では山の麓に位置する集落では、いたるところに「ハブの用心棒」が配置されています。
 このことについては、近いうちに紹介したいと思っていますので、今回はこの程度にしておきます。

 今年も「奄美大島いきもの通信」をどうぞよろしくお願いいたします

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