当たり年？トラフズク

　奄美大島には留鳥のフクロウの仲間が２種生息しています。
　そして、冬には稀な冬鳥として、トラフズクが渡来します。
　（ほかにもコミミズクやオオコノハズク、ワシミミズクの記録があります）

　例年、いくつかの場所で越冬個体がいることを把握していましたが、今年はどうやら当たり年？のようです。
　先日はたった２日間で、確実に別個体と判断できるだけで、６羽も観察することができました。

　今回、２羽の写真のみを載せますが、個体によって顔の模様などがだいぶ違うようです。
　上の個体は今まで一度もトラフズクを見たことがなかった場所でした。

　そして、２羽目は毎年越冬している場所でした。
　ここには数羽のトラフズクがやってきているようです。

　これだけ多くの個体が観察できたのは、ちょうど奄美大島を通過しているタイミングに出くわしたのか。
　それとも、今年は越冬する個体数が多いのか。
　もう少し様子を見てみようと思います。
　それにしても、さまざまな姿のトラフズクを撮影できた２日間でした！