観察し放題!アマミトゲネズミ
奄美大島固有のアマミトゲネズミ。
国指定天然記念物(文化庁)及び国内希少野生動植物種(環境省)に選定されている希少な固有種です。
以前はなかなか観察できなかったのですが、ここ数年は状況が一変。
2018年夏に異常発生か?と思える状況があり、1晩で30個体ほどが観察できることもありました。
しかし、今年の春以降はその時以上です。
5月末に訪れたこの日は、何と80個体ほどが見られました。
動きが俊敏ですぐに森の中へと入っていくため、撮影難易度が高いです。
とは言っても、観察頻度が高くなった分、撮影できる確率も高くなってきましたね。
この個体は、岩の上でじっとしてくれました。
全体を撮影することは叶いませんでしたが、これだけ近くで観察・撮影できることは稀です。
林道脇をせわしなく動き回っていた個体。
手の甲が白いのは、アマミトゲネズミの特徴の一つです。
アマミトゲネズミの現状は季節的なものなのか、これからも続くのか、継続的に調査しようと思います。