オカヤドカリ

 しばらくの間、投稿が滞っていました。
 本日からぼちぼち再開します。

 先月下旬、奄美大島南部の森を子どもたちと歩いたときのこと。
 ゴソゴソと音がした先に、国指定天然記念物の「オカヤドカリ」がいました。
 奄美大島に分布するオカヤドカリの仲間は、ナキオカヤドカリ・ムラサキオカヤドカリ・オカヤドカリの3種(だと思います)。そのうち、オカヤドカリは観察頻度が最も低いです。(徳之島では行く度に観察しているような気がしますが。。)

オカヤドカリ
オカヤドカリ

 オカヤドカリの特徴はいくつかあります。
 まず、他のオカヤドカリの仲間よりも、森林地域に生息する傾向があります。
 このときも海からは相当離れた場所で発見しました。
 そして、体色がベージュ色で、眼柄が黒いことが識別ができます。

 こちらは先日、徳之島で撮影したムラサキオカヤドカリ。
 体色は紫色、眼柄の下側に黒色がないことから識別できます。

ムラサキオカヤドカリ
ムラサキオカヤドカリ

 私たちの生活圏でも観察できるオカヤドカリの仲間。
 身近な生き物ではあるものの、文化財保護法という法律により天然記念物に指定されています。
 採取したり、飼育したり、釣り餌にしたりすることは禁じられています。

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