ミヤビカンアオイ
カンアオイ第3弾は「ミヤビカンアオイ」です。ミヤビカンアオイは、環境省レッドリスト2020では絶滅危惧ⅠB類(EN)、鹿児島県の希少野生動植物に指定されています。奄美大島固有種で、比較的標高の高い場所に生える小さなカンアオイです。この株は林道脇で発見したのですが、非常に花付きがよかったです。
花は早ければ12月頃から開花し、2月末頃までに最盛期を迎えます。花の色は濃い茶色っぽいものから明るい緑色まで様々です。
葉にはハート形で光沢がなく、ビロード模様の入るものが多いです。
かつてはアサトカンアオイとナゼカンアオイもミヤビカンアオイと考えられていましたが、2012年からはそれぞれが別種になりました。奄美大島にはまだ記事にできていないカンアオイがいくつか生育していますので、その都度紹介していきます。
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