オリイコキクガシラコウモリ
絶滅危惧ランクがアマミノクロウサギと同等の絶滅危惧ⅠB類に選定されているオリイコキクガシラコウモリ。2020年からは国内希少野生動植物種にも指定されています。昼間は洞窟などで群れをなして休息しており、夕暮れ時から活動を開始します。
大きさは3.5~5.5センチほど、耳が大きくて、潰れたようなぺちゃっとした鼻が特徴です。
洞窟の中は湿度が高くすぐにカメラのレンズが曇ってしまったので、早めに退散しました。戻るときには一部の個体が飛翔し始めたため、飛んでいる姿の撮影にチャレンジしてみましたが、なかなか難しかったです。
奄美大島には、在来の哺乳類が13種分布していますが、そのうちの7種は小型のコウモリです。奄美大島の哺乳類といえば、アマミノクロウサギやケナガネズミなどの有名どころがいますが、実は哺乳類の大半を占めるのはコウモリなんです。
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