至近距離!アマミトゲネズミ
本日は9月に入り、初めてのフィールドワークへ行ってきました。
家族全員で島北部を散策してきましたが、さまざまな動植物を観察できました~!
さて、今回の話題は先月のアマミトゲネズミ。
私が島へ戻ってきた2016年は、なかなか見られない動物の1種でした。
運よく発見できても観察できるのはほんの一瞬。
あまりの素早さにカメラを構える暇もないのが、当たり前のことでした。
その後、年によって観察頻度が増えたり減ったりしながら、ここ2~3年は安定的に見られています。
先日観察した個体は、はじめ遠い距離にいたものの、みるみるうちに近寄ってきました。
じっとこちらを見つめるようにして、私がいた真下の側溝まで移動してきました。
アマミトゲネズミを真上から撮影する機会はなかなかありません。
トゲ状の毛や模様が入って下面の白いしっぽは、アマミトゲネズミの特徴を捉えています。
しばらく観察をさせてもらって、こちらから退散しました。
同じ種であっても個体によって警戒心はさまざま。
少なくとも私が出会ってきた1,000個体くらいのアマミトゲネズミの中で、最もじっくりと観察できました!