初めての南大東島
少し前の話になりますが、初めて南大東島を訪れました。
以前に計画したときは、泣く泣く台風の影響で諦めましたので、2度目の正直でした。
日程的にたった1泊だけの弾丸計画。
ダイトウオオコウモリとダイトウコノハズクの観察・撮影が目的でした。
昼間には到着していたので、ひとまず夜の下見を兼ねて島内を散策。
私が予想していたよりも森が少なく、農耕地が多かったです。
暗くなる前には夕食を済ませて、夕暮れと同時に観察を始めました。
車から降りて探し始めてほんの数十秒。
すぐにダイトウオオコウモリを発見しました。
これまでオリイオオコウモリ、ヤエヤマオオコウモリ、オガサワラオオコウモリは観察・撮影してきました。
これらの種よりも、白色の部分が広くて、色鮮やかな印象がありました。
ダイトウオオコウモリは国指定天然記念物(文化庁)と国内希少野生動植物種(環境省)に選定されている希少な固有種です。
国内に生息するオオコウモリで未見なのは、エラブオオコウモリのみとなりました。
これはもう行くしかないのでは?と思っています。笑
ダイトウオオコウモリとは裏腹に、なかなか発見できなかったのはダイトウコノハズク。
30分ほど散策をして、ようやく観察することができました。
距離が遠めだったこともあったのか、それとも本当にそっくりなのかはわかりませんが、奄美大島に生息するリュウキュウコノハズクと同じように見えました。
夜の林内には、とにかくゴキブリが多く、それを何度か食べている姿を目撃しました。
ダイトウコノハズクにとっては、貴重なエサとなっているのでしょう。
その後も、何度か両種を発見し、楽しい夜を過ごせました。
翌朝、島内をランニングしたときには、オオヒキガエルの死骸がたくさんありました。
そして何より、お店で購入した大東寿司が美味しかったです!