大きなリュウキュウイノシシ
先日、夜の林道を走行していたときのこと。
大型のリュウキュウイノシシが、林道脇の斜面にいました。
このときはマクロレンズを装着していてそのまま撮影しましたが、思いのほかうまく撮れました。
こちらの様子を気にしながらも、しばらくの間、林床のエサを食べているようでした。
奄美・沖縄に生息するリュウキュウイノシシは、日本本土のニホンイノシシよりも小型です。
たとえ、通学路で目撃されても、集団登下校するようなこともありません。
以前、田舎の小学生と話しているときに、「イノシシが出て皆で登下校することになるならば、ほぼ毎日ですよ!」と言われました。
夏の終わりから冬にかけては、ウリ坊が観察できます。
こちらは2021年夏に撮影したものです。
このときはテレビ番組の収録終わりで、思わず撮影クルーの車を停めて、撮影した記憶があります。
奄美大島最大の陸生哺乳類、見かける機会はそう多くありませんが、年によっては平地まで下りてくることもあります。
これはきっとシイの実の豊凶と関わりがあるものと思われます。