足元にヒメハブ
奄美大島は随分暖かくなってきました。
先日、夜の森を訪れたときの気温は17℃。
久しぶりに路上を横断するハブも見かけました。
オットンガエルが活動している様子を見ていても、春の訪れを感じますね。
さて、3月下旬は2回、夜の森を訪れましたが、あちこちでヒメハブを見かけました。
カエルのオタマジャクシを観察していると、足元には2匹のヒメハブが。
少し離れたところには、落ち葉の隙間から顔だけを出している個体も発見。
皆さん、口をそろえて仰られていたのが、「これは見慣れていないと気づかない」ということでした。
ハブは身体が大きくてすぐに気づきますが、確かにヒメハブは見落とすことも多いです。
ヒメハブは真冬の気温が低いときでも活動しますが、これからの時期、特に水場は注意が必要だと感じました。
ハブと同様、毒をもっているので、気を引き締めてフィールドワークに出かけようと思います。
子どもたちに出前授業をするとき、ヒメハブの「ヒメ」の意味を尋ねてみると、大概は「お姫さま」みたいだからという回答が返ってきます。笑
「ヒメ」は小さいという意味ですので、ヒメハブは「小さいハブ」ということになります。