ガラスヒバァ
少し前のこと、家族全員で森の中を散策しました。
息子は鳥の鳴き声や花に興味津々で、終始テンションは高め。
人工池に着いたところで発見したのは、毒ヘビのガラスヒバァでした。
昼間にヘビを見たことのなかった長男は、初め恐怖心が強かったようです。
私の後ろに隠れながら恐る恐る観察をしていましたが、ちょうど池の向こう側にいたこともあって、最後は私の横に来て前屈みになって見ていました。
真正面から見ると、くりっとした目で愛嬌さえ感じられます。
ガラスヒバァは奄美群島と沖縄諸島に広く分布しており、南西諸島には、このほかに宮古諸島産のミヤコヒバァ、八重山諸島産のヤエヤマヒバァが分布しています。
毒ヘビではありますが、毒を注入する牙は小さいそうです。
近くに水場のある環境に生息し、小型のカエルが繁殖する場所では、高頻度で観察することができます。
昼間の森を歩くときにも、足元それから樹上への注意は必要ですね。