西表島(昼間の生き物)
台風の接近に伴い、本日から強い風が吹き始めました。
これから1週間ほどは、フェリーがストップすることが予想されます。
今週末までびっしり詰まっていたスケジュールがほぼ空になりました。
さて、今回は少し前に訪れた西表島のことについて。
奄美大島とともに世界自然遺産に登録された島です。
徳之島、沖縄島に比べると、奄美大島在住の私にとっては訪れるハードルが高いです。
今回はイベント会場と宿泊場所の移動中に撮影した昼間の生き物を紹介します。
今回、撮影したかったのは、まだ写真を持っていない八重山諸島固有の動物。
早速、到着した初日にお目当てのキシノウエトカゲを観察・撮影することができました。
キシノウエトカゲは国の天然記念物に指定されており、全長は30~40cm。
言わずとしれた日本最大のトカゲの仲間です。
これまで何度か観察したことはあったものの、撮影できたのは初めてでした。
1人でじーっと待機していると、近くにいたフナムシを捕食するシーンも見ることができました。
そして、ここからは移動中の道路。
宿泊地からイベント会場までは車で約50分。
その道中には、さまざまな動物に出会えます。
毎朝、道路脇に落ちた木の実を採食していたのは八重山諸島と宮古諸島固有のキンバト。
こちらも国の天然記念物。
木が生い茂っているような暗めの場所を好むようです。
早朝かつ暗い場所での撮影ということもあり、解像度は粗めです。
遭遇率はかなり高めでした。
そして、奄美大島と共通する数少ない生き物であるリュウキュウイノシシ。
奄美大島と比べると、とにかく観察する頻度が高かったです。
そして、これまで撮影機会に恵まれてこなかったヤエヤマセマルハコガメ。
カメラを持っていなかったり、案内をしていたり、ずっと顔を隠していたり。
ようやくじっくり撮影する機会がやってきました。
こちらも国の天然記念物。
国内ではリュウキュウヤマガメとヤエヤマセマルハコガメのみが、おもに陸上生活をするカメです。
カエルの轢死体を食べるために、路上に降りていたのはカンムリワシ。
こちらは国の特別天然記念物。
車が来てもあまり恐れる様子はなく、マイペースに行動していました。
八重山諸島に訪れたら、必ず撮影しておきたい鳥です。
以上、西表島で撮影した、昼間の代表的な生き物でした~。
次は夜の部を投稿する予定です。