八重山諸島の鳥類
先日はカエルを紹介しましたが、今回は鳥の話題です。
大学生の頃、定期的に八重山諸島へ通っていたこともあり、鳥はそれなりに撮影していました。
しかし、学生の頃と現在では、使っているカメラもレンズも違うので、一から撮り直すつもりで頑張りました。
石垣島に到着してまず出会ったのはカタグロトビ。
急いで準備するものの、あっという間に飛び去ってしまいました。残念。。
次に発見したのはシマアカモズ。
奄美大島にも毎年、少数が渡来しますが、なかなかじっくり観察する機会はありません。
この個体は、何分経ってもじっとしていたので、こちらから離れました。
翌日に訪れたときにも、まったく同じ場所にいました。お気に入りの場所なのでしょう。
何といっても驚いたのは、インドクジャク。
しばらくの間、こちらを警戒するかのように、じっと林縁で待機していました。
この個体に気をとられていると、反対側からは全く警戒する様子のないオスが現れました。
以前訪れたスリランカでの光景を思い出しました。
石垣島では外来種で、すっかり定着している様子でした。
同じ敷地内では、さまざまな鳥が観察できましたが、その中でも思い出深かったのはイシガキシジュウカラ。
全体的に黒い範囲が広いですよね。
アマミシジュウカラとはかなり違います。
最終日は、水田地帯を散策しました。
すぐに撮影できるだろうと思っていたカンムリワシは、電線に止まっていた1個体だけ。
あちこち探し回り、ようやくじっくりと観察することができました。
私たちの目の前でサキシマヌマガエルを捕まえ、近くの木に運んで食べ始めていました。
同じ場所には、2羽のアカガシラサギもいました。
通常、水田などで観察できるのですが、この2羽は森林内から出てきました。
その後、森林内へ入っていく様子から、「繁殖しているんじゃないか?」と思うほどでした。
短い時間ではありましたが、今回紹介した両生類と鳥以外にも、たくさんの出会いに恵まれた石垣島滞在でした。