2022年の思い出

 
 今回は、2022年の思い出に残った生き物たちを紹介します。

 2020年からハクセキレイの亜種探しにハマっている私。
 特に、春の渡りに渡来するハクセキレイは、発見する度に双眼鏡を覗いてチェックします。
 その中でも、一番見てみたかったのがメンガタハクセキレイ。
 いざ、発見したときは、双眼鏡を覗かずとも、すぐに識別できるほどの違いがありました!
 こちらを警戒している様子はなく、座りながら撮影していると、望遠レンズの画角には入りきれない距離にまで近寄ってきました。とにかく興奮したひとときでした。

メンガタハクセキレイ
メンガタハクセキレイ

 同じく、春の渡りのときに観察したのはコシャクシギ。
 恥ずかしながら、初めはムナグロの群れだと思い込んでいました。
 念のために双眼鏡を覗いてビックリ!憧れのコシャクシギでした。
 夕暮れ時で撮影条件はよくなかったものの、目に焼き付けられただけで満足でした。

コシャクシギ
コシャクシギ

 最後は渡り鳥ではなく昆虫から。
 世界中で奄美大島と徳之島だけに分布するマルダイコクコガネ。
 アマミノクロウサギのフンをエサにしている糞虫です。
 個人的には幻の存在と思っていただけに、本当に嬉しい出会いでした。

マルダイコクコガネ
マルダイコクコガネ

 2022年は、珍しい渡り鳥をはじめ、貴重な生き物との出会いに満ち溢れた1年となりました。
 近しい人たちに「この鳥を見てみたい!」と言っていたものが、とことん観察・撮影できました。
 他にも、小型コウモリやシロハラホオジロやトラフズク、イモネヤガラ等々。。

 最後に、読者の皆さま、2022年は当ブログに閲覧いただき、ありがとうございました!
 (投稿頻度が低くなってしまい、申し訳ございませんでした。)
 2023年は2人の子育てに奔走することになりそうです!
 最近は長男と一緒に自然散策へ出かけることが多いので、身近な動植物ネタが多くなりそうです。
 仕事の予定もだいぶ入ってきていますが、時間を見つけながら、奄美大島の自然の魅力を発信していきます!
 どうぞよろしくお願いいたします。

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