[番外編]ヤエヤマカジカガエル
西表島で撮影したかった生き物の一つがヤエヤマカジカガエル。
以前は奄美大島に分布するリュウキュウカジカガエルと同種とされていましたが、2020年に「ヤエヤマカジカガエル」が新種として記載されました。
西表島の滞在期間中には毎晩、林道の水場で観察できました。
生息する環境は、奄美大島と同じような感じです。
![ヤエヤマカジカガエル(オス)](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2022/08/5K8A0026-1024x683.jpg)
リュウキュウカジカガエルとヤエヤマカジカガエルの違いは、下記のとおりです。
①ヤエヤマカジカガエルの方が頭部が大きい。
②ヤエヤマカジカガエルは下あごの縁に黒い斑点が多い。
石垣島ではメスを観察することができました。
![ヤエヤマカジカガエル(メス)](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2022/08/5K8A0013-1024x683.jpg)
ヤエヤマカジカガエルと同じタイミングで、ヒメアマガエルもヤエヤマヒメアマガエルとなりました。
これで、奄美大島(中琉球)と西表島(南琉球)で共通するカエルはいなくなりました。
まだまだ撮影できていない南琉球のカエルもいますので、今後の楽しみです!