ハマジンチョウとリュウキュウメジロ
そろそろ花が終わっているかも、と不安な気持ちに苛まれながら、ハマジンチョウの自生地へ。
干潮のタイミングにあわせていかないと、その場所までたどりつくことができません。
長靴に履き替え、ビデオカメラと一眼レフをかついで、2~3分ほど歩きました。
予想通り、花はピークを過ぎている感じではありましたが、まだ咲いていました。
ハマジンチョウは、奄美大島5市町村の希少野生動植物種に指定されています。
実際、奄美大島では自生地が限られています。
私が植物に関心を持ってから、毎年観察に出かけていますが、今年は最も花付きがよかったです。
木々の奥からは、リュウキュウメジロの鳴き声が聞こえてきました。
それも、1羽ではなく、10羽程度の小さな群れのようです。
花の蜜を吸いにやって来ることを期待し、しばし座って待機。
ほんの2~3分でやってきました。
密を吸いに来ては、違う個体が追い払うという行動を繰り返していました。
今年は動物と植物の関係性がわかるような写真撮影に取り組みたいと思っていたので、幸先のよいスタートとなりました!