マルバチシャノキ
奄美市内の道路沿いでたくさんの実をつけたマルバチシャノキを見つけました。
マルバチシャノキは関東以西の日本本土から沖縄まで幅広く分布します。
葉は堅く、樹皮がコルク状のようになっていることが特徴です。冬になると落葉します。
奄美大島ではそこまで多くありませんが、東シナ海側でよく見かける印象があります。
今回は以前から存在は知っていたものの、すっかり忘れていて、黄色い実が目立っていたおかげで、気づくことができました。
![マルバチシャノキ(実)](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/08/D52A7838-1024x683.jpg)
実はバナナのような香りがするようですが、今回は距離が遠くて香りを楽しむことはできませんでした。
![マルバチシャノキ(実)](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/08/D52A7845-1024x683.jpg)
春先から梅雨頃には白い花を咲かせます。
![マルバチシャノキ(花)](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/08/0969マルバチシャノキ(花)-1024x683.jpg)
樹皮にはタンニンが含まれていて、染料にもなるようですね。
植物を見るようになって4年ほどになりましたが、まだまだ識別は難しいです。