アマミテンナンショウ
森の中で発見したアマミテンナンショウの花。今年に入ってから何度か花を見かけていたものの、撮影しにくい場所であったり、急いでいるタイミングだったりして、ようやく撮影する機会に恵まれました。
![アマミテンナンショウの雄株](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/01/D52A0473-1024x682.jpg)
一見花のように見えるのは仏炎苞と呼ばれ、本当の花はその内部にあります。
![アマミテンナンショウの仏炎苞](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/01/D52A0476-1024x682.jpg)
また、本種は雌雄を見分けることができ、仏炎苞が葉の上につくのは雄株、葉の下につくのは雌株です。
![アマミテンナンショウの雌株](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/01/D52A3798-1024x682.jpg)
花期の冬が終わり、梅雨頃には実をつけます。花のようなインパクトがないからか、あまり結実しないのか、実を見かける機会は少ないように感じます。
![アマミテンナンショウの実](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9819-1024x682.jpg)
やがて葉は枯れて、冬頃にまた青々とした葉が姿を現します。
![アマミテンナンショウの枯れた葉](https://amami-wildlife.jp/wp-content/uploads/2021/01/D52A4183-1024x682.jpg)
徳之島には、アマミテンナンショウのほかに、オオアマミテンナンショウ、トクノシマテンナンショウが生育していますので、いずれ紹介したいと思います。