クマネズミの幼獣
つい先日のこと。
昼休みに職場を出ると、目の前にクマネズミの幼獣がいました。
私の前を一目散に走り抜け、そのまま水場へダイブ。
そこには一時的にミシシッピアカミミガメが入っており、カメに追いかけられていました。
幼獣とはいえ意外と泳ぐのは速く、私が網ですくうまで逃げていました。
奄美大島にはもともとクマネズミが生息していませんでしたが、現在は定着しています。
ハブの主食であることも知られています。
ただ、日常生活を送る限りでは見かける機会は少なく、写真を撮る機会もなかなかありません。
幼獣は撮影した記憶がなかったので、カメラを持参してパシャリ。

芝生の隙間から顔を出すクマネズミの幼獣は、なかなか愛らしかったです。
ようやく全身を出してくれたので、これにて撮影は終了しました。

職場の周りは、少し前にケナガネズミが出現しました。
デイゴの花が咲く季節にはオーストンオオアカゲラもやってきます。
タイミングがあえば、今の時期はサシバの大群が上空を通過していきます。
年間を通して観察していると、季節の移り変わりを感じながら、自然を楽しむことができるのです。