【番外編】出水の鳥

 今シーズンも出水のツルの越冬地を訪れることができました。
 鹿児島中央駅から朝6時の新幹線で出水駅へ移動し、知り合いと合流。
 毎度のことながら、かなりの強行日程だったので、今回も短い時間の滞在となりました。
 観察したかったのは、昨年、わずかな時間しか見られなかったソデグロヅルとコクマルガラス。

 日頃から回られている方が同行してくださったこともあり、あっという間にソデグロヅルを発見。
 前回は早朝のまだ暗い時間帯で、距離も遠く、すぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。
 今回は前回よりもはるかにじっくり観察・撮影することができました。
 このソデグロヅルは1万2千羽のツルのうち、たった1羽しか渡来していない種類です。
 次は奄美大島で観察してみたいですね!

ソデグロヅル
ソデグロヅル

 昨年、コクマルガラスも遠めからしか見られませんでした。
 今年はツルの大群の外れのところに、ミヤマガラスとコクマルガラスの群れを発見。
 圧倒的にミヤマガラスが多い中、何羽かのコクマルガラスも見られました。
 白黒の珍しいパターンも1羽だけ見つけることができました。

コクマルガラス
コクマルガラス

 帰りの新幹線までの時間、農耕地を散策していると、電柱にハヤブサが止まっていました。
 奄美大島でも見られることはありますが、これだけの至近距離は初めてでした!
 終始、興奮しながらの撮影となりました。
 いざ飛び始めると、あっという間に遥か彼方へと飛んでいきました。

ハヤブサ
ハヤブサ

 弾丸で行くこととなりましたが、奄美大島ではなかなか見られない鳥たちを観察することができ、充実した時間となりました。
 今シーズンはもう無理そうですが、息子に圧倒的な羽数のツルを見せたいですね!

 

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