徳之島の林道でヤマシギ発見!
先月、2024年4回目の徳之島へ行ってきました。
今年はあまり出がよくなかったトクノシマトゲネズミがぽつぽつと。
11月でありながら、オビトカゲモドキの幼体がみられたことには驚きました。
林道上には奄美群島ではあまり見かけないヤマシギを発見。
警戒心が強く、車が一定の距離に近づくと、飛翔していました。
アマミヤマシギは上方向に不器用に飛び出す感じですが、ヤマシギはスムーズに低空飛翔していました。
沖縄県では冬になると、わりとどこの島でも見かけられますが、奄美群島では数が少ないように感じます。
この日はアマミヤマシギもたくさん見られました。
アマミヤマシギとヤマシギの違いについては、図鑑等に下記のように書かれています。
・アマミヤマシギの方が嘴の基部が太い。
・アマミヤマシギの方がヤマシギよりも赤みが少ない。
・アマミヤマシギの方が跗蹠が長い。
・アマミヤマシギは眼の近くを通る2本の線が平行。ヤマシギは平行ではない。
・ヤマシギは頭がとがって、おにぎりのような形をしている。
・アマミヤマシギは眼の周りが裸出する個体もいる。
私自身、奄美大島では久しくヤマシギを観察できていませんでしたので、嬉しい出会いでした。
徳之島を訪れると、毎度のように予期せぬ生き物がみられます。
来年も何度か訪れる予定なので、次はどのような出会いがあるのか、楽しみです!