ヒラタクワガタの仲間たち
前回、私にしては珍しいクワガタ散策で観察・撮影したアマミノコギリクワガタを紹介しました。
この日は他のクワガタも見られましたので、今回はヒラタクワガタの仲間を紹介します。
アマミノコギリクワガタがいた木のすぐ隣の木で、アマミヒラタクワガタを発見。
日本産ヒラタクワガタは14亜種に分かれているそうで、その中で最も大きくなるようです。
体や大あごの幅が広いそうですが、私にはまだ比較材料が少ないですね。
去年西表島で発見したサキシマヒラタクワガタとの違いは、あまりよくわかりませんでした。
やはり、樹液のよく出ている木に集まるんですね。
いつも愛用している望遠レンズではなく、この日はマクロレンズを使用して撮影しました。
クワガタの撮影は、圧倒的にマクロレンズの方がきれいに撮れました。
少し離れた木には、スジブトヒラタクワガタの姿も。
スジブトヒラタクワガタは奄美群島固有種です。
何といっても名前のとおり、はっきりとした筋が上翅に入っているのが特徴です。
クワガタ散策が主目的ではありますが、他にもアマミヒメトカゲやヒメハブ、リュウキュウコノハズクなども観察できました。クワガタを探しつつ、樹上のハブも見られないかな~と期待しておりましたが、さすがに発見できませんでした。