アマミノクロウサギ(シロタビ)
先日、奄美大島内の林道を走行しているときに、アマミノクロウサギを発見しました。
ここ数年は、とにかくアマミノクロウサギを見かける頻度が高くなっています。
そんなこともあって何気なく観察していると、同行者から「これ、シロタビですよ!」という驚きの発言が。
写真を撮って確認してみると、左前肢と右前肢の先端が白くなっていました。
足先の白いアマミノクロウサギは、以前から徳之島で頻繁に確認されています。
徳之島で盛んに行われている闘牛に、足先の白い牛がいて、その呼び名が「シロタビ」だったそうです。
その名にちなんで、足先の白いアマミノクロウサギも通称「シロタビ」と呼ばれています。
足先が白くなる理由については、よくわかっていません。
奄美大島では、観察記録が少なく、この場所で目撃されているということは聞いていました。
今回、シロタビを目標にしてはいなかったものの、念願の初観察となりました!
徳之島では何度か見たことがあったものの、撮影はできていませんでした。
耳には相当数のマダニが付着していることは気になりましたが、元気に生き延びてほしいです。
これだけ奄美の森を回っていても、毎度のように嬉しい出会いがあります。
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