アマミサソリモドキ

 夜の生き物の続き。奄美大島の夜の森には、一風変わった生き物も観察できます。
 昆虫ではなく、クモの仲間。
 平地から山地に生息し、民家に侵入してくることもあります。
 警戒すると尾をあげて、酢酸の臭いがする液を噴射します。これがなかなか強烈な臭いなのです。
 私の友人は靴の中にアマミサソリモドキが入っていることに気づかずに、そのまま履いてしまい、数日間は炎症が起きたと言っていました。

アマミサソリモドキ
アマミサソリモドキ

 すぐ近くには尾が切れた個体もいました。
 この個体は、どうやって液を噴射するのだろうか、と気になりつつ、こちらから攻撃するのは胸が痛むのでそのままにしておきました。

尾のないアマミサソリモドキ
尾のないアマミサソリモドキ

 日本には、沖縄諸島にタイワンサソリモドキが分布していますが、私には見分けはつけられません。

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アマミサソリモドキ” に対して2件のコメントがあります。

  1. 野元美穂 より:

    アマミサソリモドキは、クモの仲間だったのですね。夜行生物が沢山見ることの出来る時期ですね。何かの用事でも作って、見に行きたいものです。

    1. TH より:

      いつもありがとうございます!
      この時期はハブを含め、色んな生き物が観察できますよ(^-^)是非、奄美大島へお越しください!

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