アマミイシカワガエル(卵~成体)

 少し前、奄美大島南部の林道沿いでアマミイシカワガエルの幼生(オタマジャクシ)を発見しました。大きさは3~4センチほどです。場所によっては、体全体が白色っぽい個体や茶色っぽい個体もいますが、尾の付け根付近の色が濃いという特徴は変わりないということを知り合いに教えてもらいました。同じ場所には、オットンガエルの幼生やアマミシリケンイモリの成体も観察することができました。

アマミイシカワガエルの幼生
アマミイシカワガエルの幼生


 1年ほどの幼生期間を経て、夏頃からは幼体を見かける機会が増えます。こちらは9月下旬に撮影したもので、まだ尾が残っていました。

アマミイシカワガエルの幼体
アマミイシカワガエルの幼体

 アマミイシカワガエルは、冬の終わり頃から春先に繁殖期を迎え、沢沿いを丁寧に観察すると、白い卵がみられます。アマミイシカワガエルは日本一美しいカエルといわれることが多いですが、カエルとは思えない甲高い透き通った鳴き声も特徴的です。

アマミイシカワガエルの卵
アマミイシカワガエルの卵

 せっかくなので、最後に成体の写真。雨が降っている日は、林道上に出てくることが多いです。

アマミイシカワガエルの成体
アマミイシカワガエルの成体

 アマミイシカワガエルは、基本的に山地に生息しますが、山の麓にある人家の庭や学校のプールなどでも観察されています。これから本格的な繁殖シーズンが始まりますので、今年も少しばかり繁殖沢の様子を伺ってみたいと思います。

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