亜種ヒシクイ

 奄美大島では迷鳥とされているヒシクイ。
 頸の長さやクチバシの形状などから、亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイに分けられます。
 亜種というのは、「種」を分けるほどの差はないものの、形態や生態に地域的な違いがあるものを指します。

 ヒシクイは国の天然記念物に指定されているとともに、環境省レッドリスト2020では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に選定されています。

 私は奄美大島に戻ってきてから5年目になりますが、毎年のようにヒシクイを観察しています。
 今年は、亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイの両種が確認されています。
 
 先月から3羽で滞在中の亜種オオヒシクイです。
 警戒心が強く、車でゆっくり近づいても、頸をあげてこちらの動向を確認します。

亜種オオヒシクイ
亜種オオヒシクイ

 北部の農耕地では、2羽の亜種ヒシクイがいました。
 こちらも警戒心が強く、一定の距離を保って撮影しました。
 写真は、2羽の距離が遠かったため、1羽だけになっています。

亜種ヒシクイ
亜種ヒシクイ

 2種の写真を並べてみると、特に頸の長さの違いはわかりやすいですね。

亜種オオヒシクイ②
亜種オオヒシクイ②
亜種ヒシクイ②
亜種ヒシクイ②


 奄美大島は冬から春にかけて、多くの渡り鳥がやってきます。
 年によって渡ってくる鳥の種が異なり、数年に一度しかやってこないような渡り鳥が記録されることもあります。
 随時紹介していきます。

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