今年初撮影のミサゴ
海岸線を車で移動していると、妻が枯れ木に止まっているミサゴを発見しました。
ミサゴは大きさが54~64センチ、翼を広げると155~175センチにも及ぶ大型のタカの仲間です。
奄美大島に毎年やってくるタカの仲間では最大で、サシバよりも明らかに大型です。
海や川の近くを飛翔していることが多く、下から見るとサシバなどの他のタカの仲間よりも白く見えます。
海上を旋回しながら獲物を探し、発見すると急降下して海へ飛び込み、魚を捕まえます。
これまでにブダイやニザダイの仲間、ボラなどを捕らえている姿を見たことがあります。
魚を持ちながら飛翔するミサゴの姿は、何度見ても興奮します。
ミサゴは大型の魚も捕まえますが、時には獲物の力に負けて、溺死することもあるようです。
また、ミサゴの英名「Osprey」は、オスプレイの由来にもなっています。
ミサゴが上空を華麗に旋回し、ホバリングや急降下するなどの機動性があることから、名づけられたのでしょう。
今年はどのような魚を捕まえる姿が見られるのか、私の冬の楽しみの一つです。