アマミヤマシギの親子②
奄美群島を代表する鳥の一種であるアマミヤマシギ。
島民の方とアマミヤマシギの話をすると、「夜の道を歩く鳥」、「飛べない鳥」などと言われます。笑
奄美大島では集落内の道路にいることもあるので、希少種という認識は低いように感じます。
しかし、実際は国内希少野生動植物種(環境省)に選定されている希少な固有種です。
天然記念物には指定されていませんので、その点はお間違いなく。
先日、とある林道上でアマミヤマシギの親子を発見しました。
若鳥は親鳥と同じくらいの大きさにまで成長していました。
手前と左側が若鳥、右側が親鳥だと思われます。

成鳥と同程度の大きさに成長した若鳥は、わりとよく見かけます。
もう少ししたら親鳥とお別れして、自分たちだけで生きていくのでしょう。
親鳥は森林内へ移動しようとしますが、若鳥はこちらのことを意に介さない様子で、辺りをうろうろしていました。

やがて親鳥が飛翔して森林内へ移動すると、若鳥も追いかけるように歩いて森の中へ入っていきました。
今年の冬から梅雨にかけて、アマミヤマシギとの出会いに恵まれています。
①アマミヤマシギの繁殖行動?
アマミヤマシギのオス?が頭を下げながらメス?を追いかける姿は印象的でした。
②アマミヤマシギの親子
アマミヤマシギの成鳥のお腹の下から巣立って間もないヒナが飛び出してきました。
ここまで小さなヒナを観察する機会はなかなかありません。
フィールドへ出る回数が増えてきました。
2025年後半はもう少し高頻度でブログを更新していきたいと思います!