サキシマスオウノキ
撮影に行こうと思いながら、つい行きそびれていたサキシマスオウノキ。
用事の帰り道で立ち寄ってみたところ、ちょうど満開の花を咲かせていました。
花はとても小さく、内側がワインレッドのような色をしていて、とても可愛らしいです。
夏頃には、ウルトラマンの顔の形に似ている実がつきます。
サキシマスオウノキは、何といっても立派な板根(ばんこん)が特徴です。
マングローブや海岸近くの柔らかい土壌環境であっても、巨木を支えることができように発達した根で、高さ1mを超えることもあります。
奄美大島でこんなにも板根が発達したサキシマスオウノキは、非常に珍しいです。