アマミヤマシギの繁殖行動?
先日、沖縄県在住の方と夜の森へ行ってきました。
全体的に生き物の出は悪く、気温が低かったからか、特に両生類と爬虫類の活動は低調でした。
アマミノクロウサギは成獣、幼獣を含め、それなりの個体数が観察できました。
その中で観察する機会が多かったのはアマミヤマシギ。
数は記録しませんでしたが、通行したいずれの林道でも見かける機会は多かったです。
3月は林道に出てくることが多く、ロードキルの数も多いそうなので、運転には注意が必要ですね!
下の写真のように、樹上にいることもあります。

繁殖行動と思われる2羽を観察することもできました。
後方の1羽(オス?)は頭を低くしながら、もう1羽(メス?)を追いかけ続けていました。
このときはもう1羽(メス?)が避けるように離れていきましたが、その後どうなったのでしょうか。
この日は他の林道でも同じような行動が見られました。
私にはアマミヤマシギの雌雄の識別ができませんので、推測を含めた文章となっています。

例年、4月頃からアマミヤマシギの親子が見られます。
林道沿いの沢からは、ようやくアマミイシカワガエルの鳴き声も聞こえてきました。
定期的にフィールドを訪れることはできていませんが、生き物の季節の移り変わりが感じられた楽しい時間となりました。