クマネズミを捕食するハブ
先日、家族で夜間ドライブに出かけた時のこと。
妻が道路脇にいるクマネズミとハブを発見しました。
私は息子と話をしていて気づかず。。
折り返して観察してみると、衰弱したクマネズミの背後にハブがいました。
これは??と思い、1分間ほど観察をして、カメラを取りに自宅へ。
20分後。まだクマネズミとハブは同じような状況のままでした。
このときのクマネズミは時折、足がピクピクと動く程度で瀕死の状態だったと思います。
クサリヘビ科のヘビは、毒を注入した獲物が弱るのを待ってから、食べ始めることが知られています。
こんなに衰弱するまで獲物を食べ始めないというのは、個人的に大きな気づきでした。
私が到着してまもなく、ついにハブがクマネズミをくわえました。
いざ食べ始めると、みるみるうちにのみこんでいきます。
前足までのみ込んだタイミングで、藪の中に入っていきました。
クマネズミを捕食するハブを撮影したのは、今回が初めてでした。
観察自体も高校生以来だと思います。
夜間の家族ドライブ。なかなか貴重な出会いがあるものです。