アマミヒメトカゲ

 奄美群島に生息するヘリグロヒメトカゲは、2023年に和名がアマミヒメトカゲへと変更されました。
 沖縄諸島のものはオキナワヒメトカゲとなりました。
 まだヘリグロヒメトカゲというイメージが頭から離れませんね。

 私がアマミヒメトカゲの生息環境に行くことが少ないからなのか、近年は見かける機会が少ないように感じます。
 こちらの写真は徳之島で撮影しました。

アマミヒメトカゲ(徳之島産)
アマミヒメトカゲ(徳之島産)

 手足が短く、胴長短足のトカゲとして紹介されることもあります。
 湿度の高い林床に生息し、落ち葉や石の隙間などを素早く移動します。
 春から秋頃の晴れた日に見かける印象があるのですが、どうでしょうか。。

 こちらは渡嘉敷島で撮影したオキナワヒメトカゲ。
 ケラマトカゲモドキを探しているときに、落ち葉からすっと現れてくれました。

オキナワヒメトカゲ(渡嘉敷島産)
オキナワヒメトカゲ(渡嘉敷島産)

 近年は琉球列島における両生爬虫類の研究が進んでいますね。

 ・ヘリグロヒメトカゲ→アマミヒメトカゲ(奄美群島以北)、オキナワヒメトカゲ(沖縄諸島)
 ・徳之島産のハイ→ヒャン
 ・八重山諸島産のリュウキュウカジカガエル→ヤエヤマカジカガエル
 ・八重山諸島産のヒメアマガエル→ヤエヤマヒメアマガエル
 ・シリケンイモリ→アマミシリケンイモリ(奄美群島)、オキナワシリケンイモリ(沖縄諸島)
 ・イボイモリ→アマミイボイモリ(奄美群島)、オキナワイボイモリ(沖縄諸島)
 
 上記は私がたった数分で思いついたものを挙げました。
 南西諸島の各島に生息する両生爬虫類は、丁寧に撮影しておく必要がありますね!

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