ダイサギソウ
アカハラダカやサシバが渡ってくる頃に開花するダイサギソウ。
毎年観察している場所へ行き、周囲に10株ほど確認することができました。
名前の由来は、白い華麗な花がサギが飛翔する姿に似ていることのようですが、サギソウのように草丈が高いからといわれることもあります。
既に花が黒づみ始めているものもあったので、今年は少し早めの開花だったと思われます。
こちらは2017年10月に撮影したダイサギソウの全体です。
ススキなどの間から花茎を伸ばして開花するものが多いため、全体像を撮影できることはあまりありません。
ダイサギソウは奄美大島5市町村の希少野生動植物種に指定されていて、採取等が禁じられています。
知り合いからは今年に開花していた株が無くなっていたという話も聞きました。
近年、盗掘の被害に遭うことの多いダイサギソウ、採るのではなく撮るに徹してほしいものです。